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三つ巴決戦 墨田に 11対6で勝ち 2連勝、全日本選手権出場決定!!
対東京中野戦 3対2 ゲームセットの瞬間
■平成27年6月7日 東京北砂グラウンド
東京中野 0 0 1 0 1 0| 2
八 王 子 3 0 0 0 0 ×| 3
平成27年6月7日(日)、とうとうこの日がやって来ました。
26年ぶりの全日本選手権大会出場をかけた、
八王子リトル メジャーチームの運命の一日です。
朝6時半、本拠地の東京八王子市・北野グラウンドに集合しました。
選手に対し、監督とコーチから「悔いが無いように」との訓示。
決戦の地、東京都江東区・東京北砂グラウンドに到着。
三つ巴の対戦相手、墨田リトルさんや東京中野さんのピッチング練習に見入る八王子ナイン。
三つ巴・第一試合 墨田対東京中野が始まりました。快晴です。
第一試合は東京中野さんが大量得点で大勝。
いよいよ第二試合・八王子対東京中野が始まります。
試合前の八王子ベンチの様子。
監督が選手にただ一言「この試合絶対勝つぞ!!」
東京中野さんは第一試合エースを温存し、ピッチャー一人で勝利を得ました。
対八王子戦に勝てば 2連勝、全日本選手権出場が決まります。
東京中野さんが勢いに乗ってかかってきます。
八王子にとって最悪のパターンです。
選手たちは果たしてこの試練を乗り越えることができるのか?
試合前のキャッチボール
コーチ「普段通り、いつも通り、楽しくいけ」
3塁側ベンチは日陰(木陰)です、若干有利か?
試合前のノック
マコ勢揃い!八王子リトルの選手のバット
東京北砂グラウンドは緑生い茂る美しい球場です。
キャプテン同士のメンバー表交換と先攻後攻決めのジャンケン。
我らのキャプテンはジャンケンも強い、後攻ゲット!!
「14人全員でやるんだぞ」
決戦直前の八王子ベンチ 緊張感とリラックスムードが入り交じる不思議な空間
シートノック開始
グラウンドの片隅にいた子猫ちゃんたち
シートノック終了
さあいくぞ!!
待ったなし、東京中野さんとの大決戦の火ぶたが切って落とされます!!
三つ巴戦を観戦する、東京第一代表の東京北砂ナイン
八王子の先発は風格を増す”谷超え” を果たしたこの男!← 内輪ネタです(笑)
1回表、東京中野の攻撃、
エースが先頭打者を三振にきってとり、3者凡退。
見事な滑り出し!!
1回裏、八王子の攻撃。1番のキャプテンがバッターボックスに入ります。
もの凄い緊張感です!!
カキーン!ライト前ヒット!!
さすがスーパーリトルリーガー!!
この一大決戦で緊張感をモノともせずいきなり 1塁出塁!!
2番が三振、3番デットボールで八王子 1アウト1、2塁のチャンス。
先制点がなんとしても欲しいです!!
しかし、4番がファーストフライで 2アウト1、2塁。
打ったー!!5番の八王子のスーパースターがセンター前ヒット!!
2塁ランナーのキャプテンがホームイン!!
1対0、八王子リトル、見事に先制点を奪取!!!!
打ったランナーも NINJA(忍者)のごとくスルスルと 2塁へ。2アウト2,3塁。
盛り上がる八王子リトル応援団。
盛り上がる八王子ベンチ。
打ったーっ、レフト前ヒット~!!しかも、レフト後逸!!
3塁ランナーホームイン!2塁ランナーホームイン!
3対0!!
この 3点はデカいです。
八王子リトル鮮やかな速攻で、3点を先取!!!!
ナイスバッティング!!
生還したランナーと監督がタッチ
1回終わって 3対0、八王子リトルが 3点リード!!
ベンチスタートのメンバーも一緒に試合に入っていってます!!
ご登場ーっ!”八王子の守護神” はぎうだ光一会長!
衆議院議員で安倍総理の側近!強力な援軍が現われました。
26年ぶりの全日本選手権出場をかけたこの三つ巴戦の重要度を
会長自身もひしひしと感じていらっしゃる様子です。
会長のお力か、エースが 2回表も相手打線を 3者凡退に切ってとりました。
2回をパーフェクトの圧巻のピッチング!!
2回裏、八王子の攻撃。
しかし、八王子も三者凡退。
2回終わって 3対0、八王子リード。
元気いっぱいのジャパン。
3回表、東京中野の攻撃。
相手の先頭打者は 7番。恐るべき選手に成長していたこの男に
痛烈なセンター前ヒットを浴びました!!我らのエース、初ヒットを許しました。
その後、エラーが 2つ、パスボールでノーアウト満塁の大ピンチを迎えました。。。
八王子ベンチでは既に代打陣が素振りを開始しています。
投手コーチがマウンドへ行き、ピッチャーと内野陣に指示を与えました。
こういう緊迫した試合ではコーチの一言が選手を落ち着かせ、奮い立たせます。
「まだ勝ってるし、ウチは打てるんだからドッシリいけ!」
しかし、1アウト満塁からセンター前ヒットを浴びて 1点を失いました。
3対1。八王子のリードが 2点になりました。
その直後、ファーストゴロで 3-2-3のダブルプレー!
八王子内野陣、見事なダブルプレーでピンチを脱しました。
このダブルプレーでは、1塁ベースに素早くカバーで入ったセカンドの
NINJA(忍者)がグラウンドの誰でも聞こえるようなハッキリした大きな声で
「ファースト、ファースト」と叫び、その声に気づいたキャッチャーが
ファーストへ送球しゲッツーというスリリングなシーンがありました。
セカンドの気迫がこのダブルプレーを生みました!
ファインプレーです!!
ノーアウト満塁を最少失点で抑えた八王子ナイン。
3回表終わって 3対1。
3回裏、4番のユーヤ砲がフォアボールを選び、2アウトから出塁。2アウト1塁。
5番がレフト前ヒットで続き、2死1、2塁
続く、代打は止めたバットに当たった打球が幸運の内野安打。2アウト満塁。
大チャンス。
でも、監督は怒ってました。「なぜ振り切らないんだ!」
さあ、この男。ミスタームードメーカーが登場。
しかし、残念ながらショートゴロ。八王子、追加点ならず。。。
3回終わって、3対1 八王子 2点リード。
4回表、エースが力投!!相手打線を3者凡退。
まさに “谷超え”のピッチング!
正直、この1年間でこの男が八王子リトルでもっとも精神的に
成長したのではないでしょうか?
一時は4番エースの看板を背負ったこともあるこの男の
精神的成長がチームを強くしていることは間違いありません。
途中ピンチもありましたが、4回をわずか 1失点に抑えるすばらしいピッチング!!
こういう大試合はとにかく失点を最小にすることが大切です。
エースはこの大一番で大きな仕事を果たしたと思います。
ナイスピッティング!!
打撃コーチが代打陣に具体的な指示。聞き入る代打陣。
4回裏、八王子の攻撃。
1アウト。
2アウト。
2アウトからキャプテンがスリーベースヒット!
しかし、後続続かず無得点。
4回終わって、3対1。
なんとなく嫌なムードです。
監督がつぶやきます。「こんな状態で勝てるのかよ。。。。」
2回以降、八王子は無得点が続きます。
5回表、東京中野の攻撃。「守っていくぞ~」
左腕にボールが当たった主審にスプレーをかけるやさしい監督
チームの勝利のために、投げ続ける八王子の大エース。
セカンドのファインプレーも出て、チーム全員でエースを盛り上げます。
速球も、変化球もキレています!空振りする相手選手。
しかし、ワイルドピッチが出て 2アウト2塁のピンチを迎えます。
うわーっ、2アウト2塁からツーベースを浴びました。
東京中野が1点を返して、3対2 八王子のリードが 1点になりました。
心臓が止りそうな展開です。
八王子リトル危うし。。。
さらに続くバッターがストレートのフォアボール。
2アウト1、2塁。
長打が出れば逆転されます。。。。
ここで八王子ベンチが動きました。
2番手投手は投打の大活躍を見せる八王子のスーパースター!
腕をとにかく思いっきり振っていきます!!
頼もしい!!
ピッチャーライナー。
「よっしゃー!!!!!」
ピンチを脱しました!!継投策、今日も大成功!
ベンチワークが冴え渡ります!!
5回表終わって、3対2 八王子 1点のリード。
しかし、もうどうなるかまったくわかりません。
野球の神様は八王子リトルに微笑むのか?
それとも東京中野リトルさんに微笑んでしまうのか?
5回裏、八王子の攻撃。
代打が三振。。。
戦況を見守る八王子の選手たち。
打って投げて大活躍のスーパースターが 2アウトからこの日 3本目のヒット!猛打賞!!
1打席目がセンター、2打席目がレフト、3打席目がライト方向へのヒットです。
ものすごい広角打法。
ツーベース!
「いけ気持ちだ!気持ち!」
しかし、次の打者がキャッチャーフライ。
5回裏、八王子追加点ならず。。。。
結局、2回以降相手から 1点も奪えない、嫌な展開。。。
本当に嫌な予感がします。。。
最終回 6回表、東京中野の攻撃。
攻撃前円陣を組み、我ら八王子を逆転して、
東京第二代表になろうと決意を固める東京中野ナイン。
運命の6回表。1点を追う東京中野の攻撃。
我らの司令塔がイニングの始めにこう叫びました。
「6回~っ、野球を楽しんでいくぞ~!!」
渾身の力を振り絞って投げる!!
「バッチ来いよ~」
数分後、このレフトを守る男が
八王子リトルの歴史に残る伝説をつくるとは
まだ誰も知らない。
フォアボール、パスボール。。。
ノーアウト 2塁。
同点のランナーがスコアリングポジションに進みました。。。。
絶体絶命八王子リトル!
オーッ、ここぞというところで投手コーチがマウンドへ。
緊迫度を増すグラウンド。
三振とサードゴロで 2アウト2塁。あと 1アウトで勝利。
ここでまたもやこの男が八王子リトルに牙を剥いてきました。。。
血のにじむような努力を重ね、技術を磨き、
26年ぶりの全日本選手権出場を目指す
我ら八王子リトルの目の前にこの少年が立ちはだかります。
東京第二代表決定戦 第二試合 八王子対東京中野
6回表 3対2 八王子リード。東京中野の攻撃、2アウト ランナー2塁。
一打同点。
八王子の監督が「レフト行くぞ」と叫びました。
だが、大歓声でレフトまでその声は届かず、
レフトは定位置のまま、守備位置を前にはしませんでした。。。。
ピッチャーがありったけの力でボールを投げた!!
打ったーーーーッ
三遊間真っ二つ~~~
レフト前ヒット!!!
2塁ランナーホームへ突入!!!!!!
東京中野、同点かぁ~!?
レフトが打球を捕った、
そのまま間髪入れず
ノーバウンドでバックホーーーーーーーーーーーーーーーム
ああぁ、送球が左へそれた。。。。
キャッチャーが捕球。
走ってくる 2塁ランナーをそのまま追いかけながらタッチーーっ。
アウトか?
セーフか?
アウトーー!!
奇跡のバックホーーーーーーーム!!
魂のバックホーーーーーーーーーーーーーーーム!!!!
試合終了ーーーーーーーッ
八王子リトルリーグ、東京中野を下しました!!
ゲーーーームセット!!
やったーーーーっ
凄まじいビックプレー!
レフト!ナイスバックホーム!!
キャッチャー、ナイスタッチ!!
3対2、八王子リトルが見事逃げ切りました!!
“奇跡のバックホーム”の立役者の
レフトとキャッチャーが抱き合って喜びます。
どっちが勝ってもおかしくなかったと思います。
東京中野リトルさんはすばらしいチームでした。
マイナーチームの時から、
大きな大会で雌雄を決し続けてきた強敵・中野リトルリーグさん、
今回も本当に見事なチームに仕上がっていました。
さすがです!!
本部席に礼。
沸き立つ八王子リトル応援団。
応援席に礼!
監督をねぎらうはぎうだ光一会長(左)
「全国行くぞ!」 コーチが勝ったナインを叱咤激励!!
監督も選手を讃えると同時に、次の墨田戦に気持ちを切り替えるように指示。
この試合の正真正銘の MVP(最優秀選手)、
思い切りのよいプレーで”奇跡のバックホーム”を選出したミスタームードメーカー。
Victory!文字通り、勝利のVサイン。
あのレフト前ヒットを後逸していたら、、、
ファンブルしていたら、、、
送球がもう少し横にそれていたら、、、
中継がカットしていたら、、、
タッチが甘かったら、、、
すべて 3対3の同点でした。
全身に電流が走るような劇的なバックホームでした。
“奇跡のバックホーム”で八王子リトルが
全日本選手権出場をかけた第3試合の墨田戦に臨みます!!
試合後の様子。
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春季大会 準決勝 東京北砂に 2対15(4回コールド)で歴史的大惨敗
初夢!正夢!八王子リトル、ウィリアムスポートのリトルリーグ世界大会に出場!!
(関連リンク – 日本リトルリーグ野球協会)
2012年 第66回リトルリーグ世界選手権大会(日本代表・東京北砂)
2013年 第67回リトルリーグ世界選手権大会(日本代表・武蔵府中)
2014年 第68回リトルリーグ世界選手権大会(日本代表・東京北砂)