リトルリーグにおいでよ!

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2013年11月10日

軟式チームの大きな大会が概ね終了する晩秋の季節、
毎年、練習の見学に来る子供達が増えてきます。
そうした中から、先日も新たな仲間が増えました。

硬式野球は専用のグランドが必要だったりすることもあり、
日本の少年野球の世界では圧倒的に軟式が主流です。
少年硬式野球はリトルリーグやボーイズリーグなど、
いくつかの団体がありますが、全体的にみればやはり少数派です。
(関東ではリトル、関西ではボーイズが中心的な存在です)

管理人親子は4年生秋まで軟式でプレーをしていたので
硬式、軟式の両方を経験しました。
相方それぞれの良さがあるというのが実感ですが、
リトルリーグ(硬式)にはやはり大きな魅力があると思っています。

個人的な感想ではありますが・・・
リトルリーグはよりワールドワイドに、、
そしてより真剣に野球と向き合う環境があると感じています。

リトルリーグは世界標準の少年野球スタイルであり、
最大の大会・夏季大会はアメリカでの世界選手権に繋がっています!
little-World Series
日本での報道はあまり多くないためご存知ない方も多いかもしれませんが、
この4年間で日本代表は実に3度の世界大会優勝を果たしています。
アメリカ、ペンシルバニア州ウィリアムズポートで開催されるこの大会では
世界各地から16チームの地区代表が集まり、
3万人近い観衆の中、全米キー局であるABC放送による生中継まで行われます。
これはアメリカの夏の風物詩ともなっているもので、
アメリカではプロの世界大会・WBCよりもはるかに注目される大会なんです。
大会前後にはパレードや個々のプレーヤーのビデオ紹介なども行われ、
出場選手はまさにプロ顔負けの待遇を受けるんですよ!
世界大会の様子はこちらから・・・

そんな大舞台に通じる道を目指して仲間と切磋琢磨する。
それがリトルリーグという世界です。

また、リトルリーグの卒団はアメリカの
秋入学スタイルに合わせてあるため中1の夏頃となります。
小6から中1という時期は多くの子供達にとって
体が目に見えて大きく変わってくる時期にも重なります。
劇的に成長を見せる子供達の姿と共に
大きな夢に突き進めるのはなんともスリリングでもあり、
リトルリーグを盛り上げる一つの要因にもなっていると思います。

誤解してほしくないのですが、
軟式がダメだなんて言うつもりは毛頭ありません。
管理人の息子は小学校1年生から4年生の秋まで軟式チームに所属していました。
私自身野球未経験者であったこともあり、
息子ともども基本的な野球の楽しさ、素晴らしさのほとんどを
その軟式チームから教えていただきました。

軟式のチームはチーム数も多く、
子供達の多くは同じ、または近隣の小学校から集まってきます。
その存在基盤は基本的に地域密着のスタイルだと思います。
(もちろんチームによってカラーは様々と思いますが)
そうした家族的なより近しい集団であることが、
軟式チームの大きな魅力の一つなのではないでしょうか?

これに対しリトルは基本的に市町村単位に1チームしかありません。
当然子供達は市内全域、または隣接する市などからも集まってきます。
同じ小学校に仲間がいない場合も多いですし、
自転車でグランドに行くわけにもなかなかいかない。
道具塁も軟式に比べると高かったりします。
やはりリトルへの入団は軟式に比べてハードルが高いと思います。

こうした前提条件である以上、
よほどより真剣に野球に取り組もうと思っていなければ、
そもそもリトルに参加する意味自体、あまりないようにさえ思えます。

対戦相手も近隣の市町村、または他県のチームということも多くなります。
それぞれのチームには、やはり同じようにより高いレベルを目指して
硬式野球に取り組んでいる意識の高い選手がたくさんいます。
そうしたライバルと触れ合う中でも、子供達は大きな刺激を受けます。

このように、リトルリーグの野球は地域的にも大きな規模での運営となりますが、
同時に子供達の意識をより高く、大きなものへと促す要素も多いように感じます。

もちろん地域の少年野球のトップリーグであるという自負のもと、
経験豊かなスタッフ陣からレベルの高い技術指導が行われることは言うまでもなく、
また、専用のグランド施設、バッティングマシーンなどの機器も
一般的な少年野球チームでは考えられないくらい充実しています。

ただ、リトルリーグも軟式野球もルールの微妙な違いこそあれ、
野球をすることにおいて、違いはさほどないというのが
管理人の率直な実感です。

そのようなルールなどの見かけ上のことよりも、
ワールドワイドにまで広がる運営規模の大きさと、
そこに集まる子供達の志の高さが
リトルリーグの本当の持ち味ではないでしょうか。

それは好むと好まざるに係わらず、
参加する全ての子供達の人間形成において
大きな影響を及ぼします。

小学生とはいえ、
高いレベルで競いあい、刺激しあいながら
自らの夢に向かって奮闘する姿は
凛々しくもあり、
本当に気高く感じられるものです。

大人と子供、親と子という関係ではありますが、
そうした姿勢で野球に取り組む子供達のことを
私自身尊敬しているし、大きな誇りとして感じてもいます。

小学校から進学塾に通い切磋琢磨するのも一つの道、
リトルリーグのような場所で切磋琢磨するのも
またひとつの道ではないでしょうか。

野球道にひたむきに向き合う中で、
野球技術はもちろんですが、
一人の人間を造る上で得られるものは
とてつもなく大きいのではないかと思っています。

少年スポーツの現場というのは
多かれ少なかれ教育の側面を持つものだと思うのですが、
そう言った意味ではリトルリーグは
まさに「人間造り」の土台を築くのに最適の場所ではないかと思います。

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リトルリーグと少年軟式野球のルール上の違いについて

☆☆☆☆☆☆☆ リトル ☆☆☆☆☆ 軟式 ☆☆☆
ボール    硬球(プロと同じ)   軟式C号
塁間        18m        23m
マウンド距離   14m        16m
変化球      OK          NG
リード       NG          OK
投球制限     あり         なし
卒団時期     中1夏       小6秋~翌春
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

細かく言うと色々なんですが、
ざっとあげると上記の部分が一番の違いでしょうか?

リトルリーグの野球は軟式に比べるとサイズが非常にコンパクト、
リードがないので牽制球もなく、めったに盗塁もありません。
そのため、ピッチャーはセットポジション、
ましてやクイックで投げるという必要がありません。
軟式野球では盗塁を含めた走塁という部分が
非常に大きく勝敗に関わってくると思いますが
リトルではあまりそれが当てはまりません。
リトルの場合はよりピッチャー対バッターの勝負自体に
重きを置くスタイルだと思います。

硬式球を使うことで肩・肘への負担が強いのではないか?
と思われている方が多いかと思いますが(私自身もそうでした)、
リトルでは、塁間が狭いこと(軟式低学年の21mよりもさらに3mも短い!)
ピッチャーでは投球距離が14mと短く、
投球制限や連投禁止の規定などがあることから、
どのチームも通常ピッチャー要員を4~5人は用意します。
このため特定の子供が極端に登板するということはまずありません。

実感としては軟式よりも負担は少ないのではないか?と思ったりもするくらいです。

変化球に関しても基本はストレートと同じフォームで投げることですから、
それが直接的にケガの要因に繋がることは少ないように思います。

いずれにしても、軟式、硬式の違いに限らず、
間違ったフォーム、また投球過多になることが問題であって、
リーグの違いによる部分はさほどないように思います。

また、小学生から硬式なんて早すぎるのでは?
というご意見もよく耳にします。
これも私の個人的感覚からするとむしろ逆です。

硬式球は確かに軟式に比べると硬いものですが、
胸にはパットの装着が義務付けられていることや
ヘルメットなども安全性の高いものが使われています。
グランドにはAED(心肺除細動装置)も設置されているんですよ!

また、ピッチャーという圧倒的に中心となるポジションにおいて
リトルでは牽制などの要素をほぼ排除しています。
マウンドさばきにおいてこれほど極端な簡略化もないでしょう。
ピッチャーはバッターとの勝負に集中するのみです。

軟式で活躍したピッチャーは
中学野球に入ってもすぐ即戦力になりますが、
リトル上がりのピッチャーは多くの場合少し時間がかかります。
当然です。
マウンドさばきなど細かなことは
中学から覚えればいいというのがリトルの考え方なんです。

野球というスポーツはかなり細かく複雑なルールを持ちます。
また、団体競技でありながら、個々の場面は
ピッチャー対バッターという個人競技でもあります。
その最も重要な個々の場面を最大限楽しみなさい。
細かなことはゆっくりと覚えればいい。
そうした考えに基づくのがリトルリーグの野球です。

リトルリーグの野球はある意味、
子供向けに特化された野球でもあると思います。

逆にリトルの名誉のために一つ・・・、

リトルの14mという短い投球距離はバッターの
体感スピードを強烈に強めます。
中1の最後の大会くらいになると、
スピードボールを投げるピッチャーのボールは
体感スピードでは140kmを超える
プロ並みのボールに相当してきます。
リトル出身のバッターがシニアなど中学野球に入った時に
大きなアドバンテージを発揮するという話しもよく聞きますが、
そんなスピードボールに対応してきているわけですから、
当たり前と言えば当たり前なんです。

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もしリトルリーグにご興味があれば
ぜひグランドに見学、体験練習に来てみてください。
いつでもお待ちしております。
男女、経験の有無を問わず、どなたでも参加できます。

ちなみにチーム編成は以下の通りとなっております。
・ジュニア(幼稚園~小3夏)
・マイナー(小3夏~小5夏)
・メジャー(小5夏~中1夏)
ジュニア・マイナーは八王子市恩方に、
メジャーは同、北野に専用グランドを所有しております。
ちなみにジュニアクラスは硬球ではなく、
ティーボールという柔らかいボールを使用しています。

入団当初1ケ月は体験期間となり会費は無料です。
その後正式入団となります。
会費はメジャー・マイナー¥6,000/月、ジュニア¥5,000/月
父母会費¥1,000/月
メジャーチームは別途遠征積立費¥500/月
入会時 入会金¥5,000 グランド整備協力金¥5,000

お問合せは
事務局(土田)090-1502-3888まで

遠征などの場合もありますので、
予めご一報いただけますと幸いです。
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