オープン戦 ~切磋琢磨~

 

オープン戦が始まりました。

今後は概ね毎週日曜日には練習試合が組まれるようです。

2月以降の予定などを見ますと、

ふだんなかなか対戦できない強豪チームとの試合が目白押しです。

強豪チームとの試合ではチーム、そして一人一人のウィークポイントが

否応なく明確にあぶり出されてきます。

練習試合の結果に一喜一憂する必要はありませんが、

その内容を真摯に受け止め、どう生かすのかが試されています。

他チームの良いところは、どんどん吸収する、

自ら修正すべきとこころがないか、細心の注意を払う。

強豪チームの優秀な選手たちはみな自分の良きお手本です。

なかなか会えない、そんなライバル達との切磋琢磨を

どうか最大限楽しみ、生かして欲しいと願います。

 

また、切磋琢磨する、競争するという意味では、

ここからはチーム内でも熾烈な競争であるということを理解しましょう。

日曜日は6年生全員での遠征となったようです。

普段のA・B、2チーム体制では当たり前のように出場できていた選手も

今後は機会に恵まれないケースが出てくるはずです。

「まあ試合には、出れるだろう」

そんな甘えは特に6年生には通用しなくなってくるはずです。

もちろん優秀な5年生もたくさん揃っているわけですから、

最終的に実力勝負の争いでは、

レギュラーが確約されている子なんて誰もいないと思った方がいい。

試合でチャンスをもらうには、

練習でアピールしなければいけない。

練習でアピールするには当然、普段のトレーニングがものを言う。

さらに、練習に臨む心構えだって大きく左右するはず。

 

マイナーの時の関東大会でも、昨秋のメジャー関東大会も、

多くの子供達が実感した通り、

大きな舞台になればなるほど、すごい奴がたくさん待っています。

どうせ同じ野球をやるなら、そんなすごい奴らと、

少しでも大きな舞台での真剣勝負の方がいいと思いませんか?

 

そのためには、とにかく今、夢中になることです。

あのライバル達も、

まだ見ぬ全国の、そして世界のライバル達も、

今きっと夢中になって野球と向き合っている。

同じように夢中になれば、

君達は一人じゃない、

野球というスポーツを通じて、

いつでもそんなすごい奴らと繋がることができる。

 

そして、そんな風に夢中になることが、

どんな世界であっても最高に楽しいことなんだということを、

ぜひ一人でも多くの野球小僧に知って欲しいと願っています。

それはTVゲームの楽しさや、

友達とじゃれあって遊ぶ楽しさとは

全く次元の違った体験になるはずです。

 

「夢中になる」とはつまり、「ワクワクする」ということ。

ワクワクする部分を見つけて、そこにとことん集中する。

周囲からの過度な期待とか、目先の結果とか、

そうした「雑音」はとりあえず無視してしまいましょう。

そんな風にしていればいつのまにか

夢中になっている自分を見つけることができるんじゃないかな?

 

でも、ただがむしゃらにやればいいというわけじゃない。

オーバーワークでケガをしたり、

練習後に体をひやして風邪をひいてしまえば元も子もない。

毎日体重計に乗っていれば一目瞭然だけれど、

せっかくコツコツと増やしてきた体重も、

インフルエンザで1週間寝込めばあっという間に

数カ月の努力が吹き飛んでしまう。

つまらないケガで練習出来なくなってしまっても同じ。

野球の練習をすることと同じくらい、

自分の健康管理などに注意を払うことだって、

ライバル達との切磋琢磨と同じ意味合いになる。

「心・技・体」

全てのバランスが揃って初めて全力で戦えるということを

どうか胆に銘じて欲しいと思います。

 

泣いても笑ってもあとたった半年。

君達はどこまで野球を好きになれるだろうか?

 

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「苦しさや一所懸命の中でやっている奴は
無我夢中でやっている奴に勝つことはできない」
~為末 大
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