私たちの夏季大会が幕を閉じました。
そんな中、
少し気持ちが切れてしまった子供もいるかもしれません。
中1のリトルはもうすぐ終わる。
シニアやボーイズ、中学の野球部、
新しい舞台に夢を膨らませている子も多いでしょう。
進路に迷う子供だっているかもしれない。
心ここにあらず・・・
そんな子が出てくるのも仕方ないことかもしれない。
でもね、
だからこそ、みんなに今ここでもう一度考えて欲しいことがある。
君たちはなんのために野球をやってるんだろう?
プロ野球選手に憧れて?
甲子園を目指していたから?
それとも親の勧めで?
友達がいたから?
女の子にもてそうだから?
まあ理由は人それぞれだと思うけど、
結局今まで野球を続けてきたってことは、
それぞれ、
一人ひとりが、
「野球が好きだった」から、
そうだったんじゃないかな?
好きなことだから、夢中にもなれるし、
1時間が10分に感じてしまうようなことも起きる。
それはなにかに打ち込む上でとっても重要なことです。
できれば君たちが将来、
そういう感覚を失わずに仕事をしたり、
なにかに打ち込むことのできる大人になって欲しいと願っています。
この先、君たちがどんな形で野球に携わるのかも
一人ひとり違うことだと思います。
でもね、
これからも先、
前を向いて野球をする、
前を向いて何かにチャレンジしたいなら、
やっぱり、今、ここで、
燃え尽きるまでやらなきゃダメだと思うよ。
それが大好きだった野球に対する
最低限のマナーなんじゃないかな?
「次がある」
いい言葉だね。
でもね、
今を完全燃焼できない奴に、
残念ながら”次は来ない”と思うよ。
さて、
これから君たちの本当に本当の最後の戦いが始まる。
そんな君たちに見て欲しい映像があります。
(音が出ますのでご注意)
とある公園で音楽に合わせて踊る一人の青年。
しばらくすると、一人の男が一緒に踊りだします。
またしばらくすると、もう一人増えて3人に、
その後、どんどん人が集まりだし、
ついには大人数でのダンスパーティーと化してしまう・・・。
なんとも妙な映像なんですが、
この映像は、リーダーシップについて、
また、チームが形づくられる経緯について、
一つのおおきなムーブメントが起きる仕組みについて、
端的に示す例として非常に有名な映像です。
この映像で特に重要とされているのは、
最初に踊っている男性ではなく、
最初に一緒に踊りだした男性。
ようするにその人が今回の表題にした
First follower
(最初の追随者、最初に真似る者)
一人でバカみたいに踊っていた男性を、
リーダーにしたのは、
この最初に一緒に踊りだした男性です。
この人が現れなければ、踊っていた人は
ただの「バカ」にすぎません・・・。
世の中ではとかくリーダーシップという言葉が強調されます。
リーダーシップこそ重要!みたいな感じでね。
誰もがなんとなく「お前もリーダーを目指せ!」
みたいなことを言われてきたんじゃないかな?
でも、リーダーをリーダーにできるかどうかは、
実はその周囲、
特に最初に彼を強く支持する者、
First follower の存在こそが重要なんです。
最初のフォロワーというのは
それ自体がリーダーシップの非常に重要な一形態です。
一人が二人になった瞬間、
一人のバカな行動に初めて正当性が生まれ、
そして3人になれば、
それは集団というチームに変わり、
その行動はニュースとなり、
周囲に影響を与えるような流れを作りだす下地となります。
大きな流れの中では、
人はリーダーを真似るのではなく、
フォロワーを真似ます。
多くの人が加わるほどリスクは減り、
むしろ加わらないことにリスクが生じる。
こうして、大きなムーブメントというのが生まれます。
こんなことをこのビデオ映像は示しています。
(まあ、日本人はこれほど簡単に踊りだしたりはしないと思いますが・・・)
何がいいたいかと言うと、
誰もがリーダーになる必要はないけれど、
これはやる意味がある、
これは絶対必要だと、
もし君が思うなら、
まず君は周囲からどんなに笑われ者になったとしても、
行動を起こしてみるべきです。
そして、さらに重要なこと、
もし、誰かが必死になって何かにチャレンジしていたら、
それがどこか面白そうだと思えたら、
それがなぜか必要なことだと感じたら、
たとえそれが奇妙に思えるようなことであったとしても、
思い切って一緒にそこに参加してみよう。
最初のフォロワーに
君自身が勇気をもってなってみることです。
そうした君の行動が、
実は世界を変える重要な「カギ」であったりするんです。
残された時間は僅か。
それは誰にも平等に振り分けられている時間でもある。
その僅かな時間のことを、
世界では「フィナーレ」と呼びます。
いつもの普通の時間とは違う、
とても大切で貴重な時間にもなりうる期間でもある。
その時間を生かすも殺すも
君たち次第だと思いますよ。
ぜひ、有終の美を。
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これからも 前向いて野球するためには、
このチームで悔い残しちゃダメだって、わかったんすよ。
~青島製作所 犬彦
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